受講生が先生になる
受講生が先生になる

受講生が先生になる

公開日
July 26, 2025
カテゴリ
日常
タグ
感想
icon

実習生がつく

 私は現在、北大病院の歯科で治療中です。大学病院なので、この時期は研修医や実習生が先生について勉強しています。先生がいろいろ説明しているのを、実習生はフムフム言いながら聞いています。手技を録画してもらっても構わないのになといつも思ってます。目に焼き付けるだけでなく、録画して後から見た方がより勉強になるのではないでしょうか。教材用の動画は既にあるのかもしれないけど、自分で撮っても良いと思うのですが。患者さえ良ければ、そういうのもいいのではないでしょうかね。それから、先生が説明しているのを、たいていの人は聞いているだけで、おそらくメモを取る時間はないのでしょう。その日の実習が終わってから、ふり返りながら大事な点などをまとめているのかもしれません。全部覚えられるのかなぁと、治療を受けながら、いつも余計なお世話で考えています。

icon

受講生に当たることもしばしば

 私は教養で大人数講義科目を担当しており、全学部の学生が受講しています。歯学部の学生も毎年数名はいるので、一年生の時に受講していましたと声をかけてくれる実習生もしばしばいます。一年生の時のことなのに、覚えていて貰えるのはとても嬉しいものです。

 実習生は見ているだけではなく、治療の一部を担当します。たとえ一年生の時の受講生であっても、大人数講義の授業で直接話したことがない人ばかりなので、その学生に口の中を見られても特に恥ずかしさはありません。それよりも、初々しい学生だったのが立派になったなぁと感心しています。

icon

演習科目の受講生は別

 今はもう開講していないのですが、一般教育演習という20名限定の授業も担当していました。演習科目は講義科目と異なり、学生とは毎授業話しますし、名前も覚えます。先日実習生として会った学生は、まさにその演習科目の受講生でした。

 彼は2020年度の受講生、すなわち、コロナ禍初年度で全てオンラインで実施した年の受講生でした。不思議なことに、あの年の受講生とはその後もずっとつながっていて、これまで何度か一緒に飲みに行っています。授業では一度も会えなかったので、授業が終わった後に初めて対面で会うという面白い体験をしました。

 その時の受講生が、先日実習生として治療についたのです。あのときの彼が今では実習生、そして私の口の中を見るとなると、嬉しさと同時に恥ずかしさもこみ上げてきました。しかし、とても堂々とした手さばきながら、丁寧さも見られ、きっと良い歯科医になるのだろうと感動しました。

 たったの一科目しか担当していないとしても、受講生のその後の成長を見られるというのは、非常に嬉しいものですね。

icon
返信
コメント
icon
トップページに戻る