Notionとの出会い
皆さん、メモアプリはお使いでしょうか。私もこれまで、いくつかのメモアプリを使ってきました。Appleのメモ帳、MicrosoftのOne Note、そしてEverNoteなどです。授業や研究、その他仕事のこと、そしてプライベートでも書き留めておきたいことは多々ありますからね。使い勝手の良いメモアプリは常に探していました。もちろん、紙のメモ帳(ノート)も使います。打ち込むのではなく、ペンで書いて整理したい時もあるので、ノートは今でも使っています。
そんな中、Notionを見つけたのは、2023年後半だったと思います。最初は自由度が高すぎて難しいなと感じ、あまり使わなかったのですが、2024年2月から職場のチームで使い始めてからは、もう手放せなくなりました。
Notionの魅力とは
Notionの魅力は、なんと言ってもデータベース機能にあると思います。いろいろなことをデータベースとして整理できる点が素晴らしいです。私にとってのNotionは、個人としてはメモアプリや記録帳であり、チームとしては業務を効率的に管理するツールです。
メモや記録アプリとして何が優れているかと言えば、どこに何を書いたか管理しやすい点です。Notionは、ページを作ってその中身を整理していきます。私の場合、授業、研究、出張関係、趣味、各種メモなどのページがあります。それぞれのページの中身は、自由に構成できます。趣味のページには今6つのページを作っていて、その中の一つ「ランニング」のページには、シューズのことやトレーニング方法のことなどを書いたり、トレーニング記録のデータベースを作ったりしています。
データベースが気軽に使える
データベースがこんなに簡単に作れるメモアプリは、他に使ったことがありません。データベースに収納するデータ項目は、かなり自由に設定できます。ランニング記録の例で言うと、トレーニング日時、時間、距離、平均ペース、平均心拍数、消費カロリー、平均接地時間、平均ストライド、平均気温、場所といった10項目のプロパティを一つのデータとして収納しています(このサイトではいくつかのプロパティに絞って公開しています)。
データが蓄積すると、分析ができるようになります。たとえば、平均ペースでソートして並べ替えると、平均心拍数の違いがなぜ生じているのかを考察したりできます。また、月ごとにデータを表示すれば、去年の6月は何回トレーニングしたかなどもわかります。各データはページにもなっているので、トレーニングの感想を書いたり、途中で撮った写真を貼り付けたりしています。
こういったことが、特別な知識を必要とせずにできるので、誰でも使えます。この個人サイトもNotionです。トップページにデータベースが1つ(このような記事を書く用)、自己紹介ページはデータベースを使っていません。他は、ランニングログと野球観戦ログのページでデータベースを使っています。ページの構成はかなり自由度が高く、どこに何を配置するかなど、自分で決められます。ホームページとして公開していますが、htmlタグの知識も必要ありません。作成したページで公開ボタンを押すだけです。
連携も便利
最近のこういったツールは、外部連携が便利です。1つのツールで完結するのではなく、他のツールと積極的に連携できるようになっています。たとえば、私はフォームツールをGoogleフォームではなく、Tallyという、より高機能なフォームアプリを使っています。Tallyも外部連携先はたくさんあり、Notionとも連携できます。そのため、Tallyで取ったアンケート結果をNotionのデータベースに流し込むことが可能なんです。つまり、結果を確認するためにTallyを開かずとも、Notionで確認できるということです。
このような連携や他のツールの埋め込みなども行えば、Notion上でさまざまなものを集約して表示できます。各ツールが自分たちですべて賄おうとするのではなく、ツール同士の強みを活かした連携を行っているので、強みに特化した開発が行えるのだと思います。日進月歩で便利になっていきます。
他にもいろいろ
リマインド機能、ウェブクリップ、オートメーションなど、Notionは本当に高機能なツールだと思います。使いこなすのは大変ですが、誰にでも役立つツールだと思います。普段メモアプリを使っている人には、是非使って欲しいアプリですね。
私は今、授業用サイトをNotionで構築しています。これまでは大学のMoodleを使っていましたが、Moodleは自由度が低く、受講生にとってもそれほど使い勝手は良くありません。Moodleでやっていたことは全てNotionと他の連携ツールでカバーできるので、今年度から移行しようと思っています。
学生だと、在学中の授業を一つのデータベースで管理すれば、後から見直すのに便利だと思います。あちこちにノートがあるよりも、1つのデータベースに記録した方が、学習記録が蓄積されていく感じが出て、やる気にもつながるのではないでしょうか。教員にも学生にも是非活用して欲しいツールですね。
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